私自身も服好きの端くれですので、
お洋服に対してのストーリーも大事にしたいなと思っています。
自分の服が私の手の中にまで来た過程を想像するのが好きなんです。
考え始めるとずっと考え込んでしまいます。
特に少し変わった見た目のアイテムは楽しく、
ここの部分は機械かな、ここは手作業かな、すごいつくりだなと
出来上がる過程を想像し、そこから私の手に至るまでのストーリーを考えてワクワク。
洋服好きの変な癖ではありますが、考えた後はやはり服に対しての愛着もひとしお、
今まで以上に大事にしていこうと思えます。
今回ご紹介するのもそんなストーリーのある楽しいお洋服です。
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カイトジャケット■

一目でわかる通り少し変わった見た目。
曲線と膨らみを立体的に組み立て構築した
susuriのジャケットのご紹介です。
今期のsusuriは人とのかかわりを感じられる要素を大事にしています。
この変わったシルエットを生む、複雑なパターンの組み合わせは
機械ではなく人間にしかできないものです。
この服に間近で見て触れてみると
人の手によってつくられたことがわかります。
大きさ、形が違うボタンが配列。
こんなにもバラバラなのに不思議と生まれる一体感が素敵です。
刺子のような細かいステッチがこの生地一番の特徴。
触って、直接見てわかるこの生地のすごさ。
加えてこの個性的なディテール。
susuriの拘りをヒシヒシと感じます。
個性的だけど使いづらくはない。
やはり着る以上他の服に合わせられるかは重要です。
身幅やアームはゆったりとしているけど、
着丈でバランスを調整しているため合わせやすい。
ノーカラーも嬉しいですよね。
タートルでもクルーでも合わせやすく、
コーディネートの幅も広がります。
洋服が持つエレガントな雰囲気を大事に、
誇張したり削ったりして作り出したジャケットです。
ポーンシャツコート ■

ロング丈のコートも展開しています。
ジャケット同様ワンピースやブラウス、
ハイネックのニットなどにも合わせやすいノーカラーデザイン。
ジャケットとの大きな違いはアームの形。
ジャケットは立体的な形ですが、こちらは綺麗なストレート型。
落ち着いた印象の、大人の雰囲気漂うコートです。
コートは2色展開。
「ロマンティックな妄想を重ねた日常」
希望を含んだ空想は、それが特にロマンティックであるほどに
いつの時代も小さな喜劇と悲劇を繰り返す日々に彩を加えます。
昼とも夜ともつかない曖昧な非日常を体験し続ける中で
起伏する環状から情緒的な空想を服に込めました。
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