susuriのピルエットドレス

【CONNOTE】

“何かの中に別の要素の何かを含んでいる。”

幻想と現実
無垢と経験
しとやかさとおおらかさ
複雑さと明瞭さ
繊細なと⼤胆な
こんな対⽐をキーワードに、
何かと何かを組み合わせる服。別の要素を内包する服。というのが今季の取り組み。
制限され保護された狭い安⼼な世界を⽣きてきた者が、
刺激的で広く責任を持つ必要のある世界との狭間に落ち、
新しい美しさや⼈の持つ感情の幅を知って抱えきれずに溢れ溺れかかる。
そんな物語を通じて感じる精神性を背景にしてイメージを膨らませたシーズン。
多⾯的で⾃由、⼒強くて脆い、儚く純粋。
そういう気分のシーズン。

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ピルエットドレス#PRUNE

並んだボタンやピンタックを使って、切り替えなどのディテールを組み合わせた上品なドレス。

古いディテールを取り入れた、ゆったりとベーシックなチュニックドレスに⼿作業の要素を加えたピルエットドレス。

このドレスには止まりと動きによる、静と動の⼆つの印象が存在します。

スッキリとしたシルエットを意識して、全体のパターンを調整しています。

ゆとりはあるけど縦に落ちるきれいなラインが特徴的です。

また一方で生地の動きにも考慮しています。

ピルエットとは「旋回」を意味し、バレエ用語で回転するステップの代表的なもの。

歩いたり回転した際に生地が生地がふわふわと揺れる様子は本当に美しいです。

脚回りの生地をたっぷりと使用した贅沢な1枚ならではの動きです。

使用しているシルクコットンはシルクを⻑く取り扱っている機屋さんのもの。

その⽣地をオリジナルカラーで染めています。

その後わずかに表⾯を⽑⽻⽴たせて絹の光沢を押さえる加⼯を。

カリッと乾いた奥にしなやかな感触と抑えた光沢を持つ生地です。

そんな包み込まれるような、優しい表情を持った素材の他にも

各パーツ本当に細かいところまで拘っているなと感じます。

小さなボタンは生地と同色に染め、統一感を持たせていますが

少し多めに並べることで、シンプルの中にもしっかりととしたアクセントを加えています。

背中に入れたギャザーもそうです。

このギャザーが入ることで甘すぎず、上品過ぎず、でも本当にちょうどいいところを表現しています。

袖先はsusuri らしく

袖にたっぷりとゆとりを持たせ、曲線とふくらみを立体で組みながら構築。

全体でみると本当にシルエットが綺麗だなとシミジミしてしまいます。

もう1色はPECHE。

真っ白ではなく、桃のような薄いピンク色。

色が違うとだいぶ印象も変わりますよね。

透け感はそれほどありませんので、一枚でも十分着用できると思います。

 

susuri | ススリ _ ピルエットドレス #PRUNE [22-251]

ピルエットドレス #PRUNE [22-251]

susuri | ススリ

susuri | ススリ _ ピルエットドレス #PECHE [22-251]

ピルエットドレス #PECHE [22-251]

susuri | ススリ

 

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2022.08.06

 

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