ASEEDONCLOUDから派生したHandwerker (ハンドベーカー)。
意味はドイツ語で「職人」をさします。
普段着に適した普遍的なワークウェアを作り、シーズンによってほぼ変えることなくコレクションを製作してきました。
使用している素材は多々ありますが、どれも耐久性に優れ、ガシガシ使ってもへっちゃら。
ディテールも日々の仕事や生活で活用できるようポケットの配置やサイズなど細かく設定しています。
丁寧なつくりと快適な着心地で当店でも人気のHandwerkerですが、その中には定番且つ不動の人気を誇る生地も存在します。
その名は「備前壱号」。
今回は生地にフォーカスしたブログです。
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備前壱号(びぜんいちごう)
ASEEDONCLOUDファンの方はよく見る文字だと思うのですが
Handwerkerではよく「備前壱号」という素材を使用しています。
備前壱号とは岡山県倉敷市にある創業130年の老舗帆布ファクトリー「タケヤリ」が開発した帆布生地。
帆布(はんぷ)とは無染の面や朝の意図を数本重ねて撚り、それを平織りにした布のことです。
英語ではキャンバスといいます。
そちらの方がピンとくるかもしれませんね。
超高密度に織り上げるため織機は通常と違い、旧式のベルギー製のシャットル織機を使用。
旧式の織機だと一日に織れる生地は通常の1/10程度。
生産性は悪くなりますが、丁寧にゆっくりと織られる分生地の風合いやしなやかさは格別なものになります。
最大の特徴は耐久性。
目が詰まっていて丈夫で水漏れしないのに通気性に優れているため、昔は学生服などに使用されていました。
当時でもそのくらい丈夫な生地でしたが、現在では改良を重ねより太番手の糸を高密度で織ることが可能に。
表面の光沢もこの生地の特徴です。
うすっらと光る鈍い光沢感はお洋服をさらに上品な印象に引き上げてくれます
最初はハリがありますが、穿き込んでいくとかなり柔らかくしなやかな生地へと変化していきます。
着て洗って、着て洗ってを繰り返したころにはコットン100%とは思えないくらい肌触りもなめらかで、着心地も最高になっているでしょう。
タフさと上品さを兼備し、着よしていくことで着心地も抜群によくなる。
これが備前壱号の特徴です。
こちらは昔の作業着から着想を得たスモックワンピース。
着た時にふんわりとした膨らみのある上品なシルエットを表現しています。
HW DOUBLE JACKET #CHARCOAL [222205]
こちらはダブルデザインのジャケット。
サイズはS・Mのユニセックス展開です。
ON、OFFの場面でも対応できる形でありながら、
内ポケットをつけたり、ポケット内にも分別用の仕切りを作ったりとHandwerkerらしさが存分に表れた設計です。
【モデル:166cm 着用サイズ:S】
モデル:166cm 着用サイズ:M
一度手に入れ、それから気に入ってシーズンの度に足を運んでくださるお客様もいらっしゃいます。
丈夫で、使いやすくて、生地もいい。そんな服は中々ないよと、いつも仰ってくれます。
ずっと使える服はHandwerkerのような服のことを指すような気がします。
皆様も一度袖を通してみては。
HW SMOCK ONE PIECEⅡ #CHARCOAL [222305]
HW DOUBLE JACKET #CHARCOAL [222205]
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2022.08.14
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