ASEEDONCLOUDのゆったりコート

本日の四日市は久しぶりの雨模様。

梅雨時期とは違って空気が冷め切った雨です。

この時期の雨は季語で「時雨」といいます。

「時雨」が付く言葉は他にもありますが、単体で使うと冬の言葉になるそうです。

調べてみると冬の雨の季語には、ほかにも「氷雨」や「 凍雨」など冬の雨らしいことばが実に多くあるとのこと。

冬の期間だけでたくさんの呼び名がある分、同じ雨でも状況によって違った景色や感じ方をするのかもしれませんね。

少しだけ今日の天気を楽しんでみようと思います。

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HIRAETH TENT GOWN
 

ASEEDONCLOUDから届いたポンチョのような見た目のコート。

身幅をたっぷりと取ったリラックス感が特徴ですが、

首元がスタンドカラーになっていますのでスッキリとした見た目に仕上げてくれます。

倒すことも出来るので気分に合わせて変えてみるのもいいかもしれません。

タイプは生地違いで2種類。

こちらの2色は以前も出ていたウール素材のヘリンボーンを使用。

伝統ある英国生地メーカーMOON社の素地です。

少しシャリ感のある手触りが特徴。

今回のカラーパレットに合わせて選んだ色でとても自然かつ奥行きのある品のあるカラーになっています。

裏面は縫い目にパイピングを施すことで耐久性を確保。

裏地は配してしませんが、肉厚の生地のため暖かく体を包んでくれますよ。

もう一つは見るからに暖かそうなモフモフのタイプ。

毛足の長い素材を使用したシャギー調の生地を使用しています。

見た目の重量感とは裏腹に軽い着心地が特徴です。

裏面はモチモチとした柔らかい感触と伸縮性が気持ちいい裏毛生地。

普通のハイゲージの裏毛ではなく、生地を編む際に針を各本で抜くハーフゲージで編みこんでいます。

編み目を少なくする=使用する糸が少なくなるので、より生地が軽くなります。

また、糸を抜くことによって糸と糸の間にも空間が出来ますので、その分伸縮する範囲が広がります。

それがこの伸縮性を生んでいるのですね。

少しマニアックな話をしてしまいましたが、端的に言うと軽さと着心地に感動します。

袖先は2段階でサイズを調節できます。

左袖に刺繍が施されています。

さりげないアクセントになりますね。

背中にはストームシールドを配したクラシカルなディティールに。

深めに設定されたスリットは歩行性の確保と全体のシルエットバランスを整えています。

 

 

 

 

「一雨一度」という言葉もあります。

秋は雨が一回降る度に気温が1度ずつ低くなるという意味です。

少し暖かい気温が続いていた11月でしたが、

今日の雨を境に一気に冬模様へと変わっていくかもしれませんね。

是非暖かい服装でお過ごしください。

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2022.11.23

 

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